世田谷Nakamachi WEB MAGAZINE

Make 電車を待ちながら足湯につかる!?東北の女川町が描く復興する姿が美しい 2015.11.20

電車を待ちながら足湯につかる!?東北の女川町が描く復興する姿が美しい

東北の宮城県女川町。2011年3月11日の東日本大震災で津波による大きな被害を受けた水産の町です。
そんな震災の傷跡残る女川町ですが、被災地の中でも特に復興が進んでおり、いま「千年に一度のまちづくり」宣言の元、まちづくりを進めています。

「新しいかたちの中心市街地」を実現するために、仕事や創業、交流の場の「女川フューチャーセンターCamass」、「JR女川駅」に併設されている温泉とコミュニティーセンタも兼ねる「女川温泉ゆぽっぽ」、それらを中心とし、復興と同時に未来を感じさせる取り組みを紹介していきます。

まさに町の未来を創る、女川フューチャーセンター

JR女川駅ほど近くの女川フューチャーセンター。ここは仕事や創業、交流の場所となる施設をめざし、建設されました。フューチャーセンターとは、リラックスした雰囲気で、様々な業種の人を交えながら1つの課題を解決するために利用する施設のこと。なお、この議論を「フューチャーセッション」と呼びます。

従って、会議室も居心地のいい空間であることが望まれます。女川町の場合、地元の高校生がワークショップで内装のデザイン案を決めるなど、地元の人たちの意見を吸い上げて完成させました。

このようにフューチャーセンターは住民が集う場所としての顔を持ちますが、一方でコワーキングスペースや創業支援の場所としても機能しています。

コワーキングスペースと言えば、都心ではクリエイティブな仕事や人材との交流の場とされていますが、女川町の場合は少々異なります。「この町で創業したい」という人に対して、このコワーキングスペースで事業計画や資金調達など、創業支援のアドバイスを行い、女川町の活性化に繋がる場としているのです。

女川フューチャーセンター

温泉と駅が隣接、新しい電車の待ち方を提案。JR女川駅

JR石巻線の終点である女川駅。震災時には津波で駅舎が流されてしまいましたが、石巻線の全線復旧と時を同じくして、2015年3月21日に新装開業しました。

新駅舎を設計したのは、女川町にある仮設住宅の設計も手がけた世界的な建築家の坂茂氏。3階建てで宮崎県産の杉板が外壁に使われており、屋根は町の鳥であるウミネコがはばたく姿がイメージされています。

石巻線全線復旧にあたり、JR東日本から「集客力のある施設を」という意向を示されました。そこで、かねてより女川駅に隣接していた町営の温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」と駅舎を併設させるカタチで開業しました。

JR女川駅は地元住民や観光客の足となる移動手段であると同時に、屋外には足湯エリアも存在し、その足を癒やす場所としても利用されています。また、温泉だけでなく、ギャラリースペースや休憩室、展望デッキもあり交流の場としての機能も完備されています。

その結果、オープンからわずか半年で来場者数は3万人を突破。文字通り「復興のシンボル」として、新たな観光地や玄関口としての役割を果たしています。

女川温泉ゆぽっぽ

明るい未来に向かって復興していく女川町にまちづくりのヒントがある

いまでも復興を続ける女川町。2015年は駅の新装開業からはじまり、その周辺が徐々に賑やかな町に戻りつつあります。来年には、テナント型の商店街がオープンする予定で、ますます活気を取り戻していくと期待されています。

町を元の姿に戻すのではなく、女川の“未来”に向けた復興へ。この「未来に向けた」というワードは、地方の「まちづくり」や「まちおこし」に大いに参考になるのではないでしょうか。

ただただ若い人に受け入れられるだけのまちづくりでは、地元で暮らしている人たちの支持を集めることはできません。一方、進化がなければ若者は逃げてしまいます。

本来持っている町の良さを活かしつつ、アピールできるポイントの再発見やコンセプト作りなど、まちづくりには相当な工夫が必要になることは明白です。従来の漁業だけに頼るのではなく、新たな事業を創出し、今や観光地として歩み出している女川町にこそ、今後のまちづくりのヒントが隠されていることでしょう。

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