世田谷Nakamachi WEB MAGAZINE

Share 20代~70代の専門性の高いスキルを持つ市民が、公共活動に寄与。新しい社会貢献「プロボノ」がNPOの未来を救う!? 2015.10.23

20代~70代の専門性の高いスキルを持つ市民が、公共活動に寄与。新しい社会貢献「プロボノ」がNPOの未来を救う!?

「プロボノ」という言葉をご存じでしょうか? プロボノとはラテン語の「pro bono publico」を略した言葉で、意味は「公共善のために」。つまり、無報酬で行う活動のことをいいます。

「無報酬で行う公共活動」と聞くと、清掃活動や慈善奉仕、募金や寄付などの「ボランティア」を思い浮かべるかもしれません。しかし、プロボノは自らのスキルや経験を活かした、より専門的な活動のことをいいます。

専門的なスキルを持っている人に、「助けて欲しい」「アドバイスをもらいたい」というグループや団体は多いため、プロボノの存在感は日に日に高まりつつあります。

ボランティアよりも高度なスキルが求められるプロボノという活動

プロボノは、通常のボランティア活動とは異なり、より専門的な活動支援が必要な団体や、自身のスキルを活かした社会貢献をしたいという人向けの活動です。

元々は、海外の弁護士や法律家などの人々が無報酬で法律相談などを行っていたことから始まりました。アメリカ法曹協会では年間50時間以上のプロボノ活動を推奨していますし、イギリスでも毎年「プロボノ週間」を設定することを推奨しているほど、積極的に活動を行っています。
プロボノについては海外の映画で描かれていることがあり、ショーン・ペン主演の『アイ・アム・サム』でも弁護士によるプロボノ活動が描かれています。

プロボノは、弁護士などの法律家以外にも、コンサルタントやマーケッター、プログラマー、クリエイターなど様々なスキルを持った人々が参加しています。

例えば、NPO法人の運営などをコンサルタントやマーケッターが分析してアドバイスをしたり、ホームページをWebデザイナーがデザインしたり。イベント告知などのチラシやDMをコピーライターが作るということもプロボノ活動の一環としてあります。

日本でプロボノ活動をするには?

プロボノに興味があり、活動したいと思った場合、どのように進めるのかわからないという方も多いでしょうが、プロボノ活動の支援やマッチングの機会を提供するサービスが日本でも登場してきています。

プロボノ活動を支援している団体の多くはNPO向けに展開していますが、中には中小企業やベンチャー企業も対象にしており、プロボノワーカーの活動可能範囲も様々です。

また、プロボノサービスに登録することで、自分のスキルとマッチしたプロジェクトが紹介されたり、プロボノ向けのイベントや勉強会への参加も可能です。

実際、プロボノを受け入れた団体は、どう変わったのか?

では、実際にプロボノを受け入れたNPO法人などの団体には、どのような影響があるのでしょうか。

プロボノ活動に積極的に取り組んでおり、上記のサービスグラントの協働パートナーである神奈川県川崎市にあるNPO法人KAWASAKIアーツは、プロボノの受け入れに積極的です。

NPO法人 KAWASAKIアーツとは…

川崎を拠点に様々な芸術活動を行っています。市民参加型の映画祭、障害のある方にも映画を楽しんでいただけるような取り組み など、映画・音楽・舞台とジャンルを問わず企画運営しています。

http://www.kawasakiarts.org/

例えば、「プロボノサマーチャレンジKAWASAKI2015」というイベントにおいて、20代~70代の参加者、計46名が一同に集い、KAWASAKIアーツだけでなく合計11団体の課題解決に取り組みました。

具体的には、キャリアコンサルタントや大手企業のマネージャー職の方々から、NPO法人の強みや改善点など、内部にいるメンバーでは気づきにくい分析・アドバイスをもらいます。その結果、自分たちでは見えなかった組織の運営の改善点を洗い出してもらうことで「今後の団体運営に活かせるヒントがもらえた」と担当者もコメントしているなど、外部から専門的なスキルを持った人々からのアドバイスはとても有益なようです。

資金や人材が不足しているNPO団体にとっては、プロボノという存在は必要不可欠となっていくのかもしれません。

プロボノでスキルを活かし、新たな社会貢献を

「人を助ける」「社会貢献する」には、様々な方法があります。

ボランティア活動で体を使うことや、寄付をすることで社会貢献を実現することも可能ですが、「自らに高い専門的なスキルがある」、「仕事で得た知識や経験を活かしたい」という場合は、プロボノという活動も選択肢の1つになるでしょう。

海外では、ここ10年ほどでスタンダードな活動になってきているプロボノは、日本でも少しずつ浸透しつつあります。

専門的なスキルを持っている人は、その能力を必要としている団体がたくさんあるはずです。プロボノ活動を支援するサービスも充実し始め、受け入れに積極的な団体の数も着実に増えています。

もし、あなたが専門性の高いスキルを保有し、そのスキルを社会貢献に役立てたいなら、プロボノワーカーとして活動してみてはいかがでしょうか。

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