世田谷Nakamachi WEB MAGAZINE

Urban & Nature 交差点をアート化!?アーバンパーマカルチャーは「生き方」と「意識」をデザインする 2015.10.23

交差点をアート化!?アーバンパーマカルチャーは「生き方」と「意識」をデザインする

緑や花に彩られ、心地よい風が吹き、鳥たちがさえずる……一体、どのような情景を思い浮かべるでしょうか?都会の生活に疲れていたり、癒やしが欲しかったり・・・そんな現代人には、まさに「理想の光景」かもしれません。

そこで今、ロハスや自給自足などの自然と共存する生活に憧れているという人の間で、都会にいながら自然と共存できる「アーバンパーマカルチャー」という考え方が広がっています。

アーバンパーマカルチャーとは?

1970年代半ばに、「Permanent(永続する・永久的な)」と「Culture(文化)」を掛け合わせた「パーマカルチャー」という言葉がオーストラリアで生まれました。言葉の通り、永続する文化や生活、社会のことをいいます。

自然を愛し、愛されながら共存をしていくという考え方は、田舎を中心に広まっていましたが、それを「Urban(都会)」で行うことが「アーバンパーマカルチャー」です。

都会にいながら、自然と共存することができるということで、いま注目されています。

ポートランドで行われる都市再生

Photo by Kai Sawyer

いま、アーバンパーマカルチャーの中で注目されている都市のひとつが、アメリカのオレゴン州ポートランド。そこでは、市民による都市再生活動「シティリペア」が盛んに行われています。

例えば、街角で誰でもお茶が飲める場所や、コミュニティ掲示版などで市民同士の交流を促す場づくりをするなどの仕掛けを作ったりしました。

アーバンパーマカルチャーの中でも大きな動きとなった都市再生に「交差点リペア」があります。

公園に向かう交差点で子どもが事故死をしたことをキッカケに、交差点に市民が集まりペンキで塗りました。普通ならば、誰かが亡くなった悲哀の場所、ただそこを色鮮やかにすることで、交差点を安全で市民が集まる場にする活動を行いました。

リペアされた交差点は、市民図書館や子どもの秘密基地になるなど、憩いの場として役立っています。

アーバンパーマカルチャーの中でも大きな役割の一つとなっている都市再生でも特に「交差点リペア」の活動は北米で40箇所以上の場所で展開するほどの拡がりを見せています。

東京での「アーバンパーマカルチャー」で重要な5つのワード

現在、東京での「アーバンパーマカルチャー」を行う上で『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』の著者であるソーヤー海さんは、以下の5つのワードが重要だと言っています。

1 Edible

2 DIY

3 Edge

4 Gift

5 Stop

Edible」は「食べる」。自分たちで自分たちの作るものを自給自足するということです。 都会でも、最近はベランダ菜園などでハーブなどの植物を育てている人が多いように、コミュニティで共通の畑を持つこともできます。

DIY」、「Do It Yourself」は文字通り自分たちの生活で必要なものは自分たちで作るということです。消費者から生産者になることで、コミュニティの活性化はもちろん、無駄な物を買ったりすることがなくなり、自然環境を守ることにつながります。

Edge」は、ポートランドでの「交差点リペア」のように何かと何かが出会う場所。様々な人が、公共の場を出会いの場とすることで新たな文化や生き方をデザインする手助けにしていきます。

Gift」、贈りものがあるとコミュニティが盛り上がり、新たな人間関係を構築することができます。また、大前提として太陽や大地の恵みも「Gift」であることを忘れてはいけません。

Stop」、時には立ち止まってみることも大切です。都会に住む現代人は、みんな忙しく働きアリのように動いています。時には、立ち止まってみることで都会にある自然や資源、人と人との交流を意識してみることも大切です。

「生き方」と「意識」をデザインする

アーバンパーマカルチャーは、都会で自然と共存する生活のことをいいますが、単純に自給自足な生活を送るということではありません。

パーマカルチャー的な考え方で、自身の生活環境やコミュニティの活性化などを行いますが、最も大切にすべきなのは、人間関係を新たに構築していくことかもしれません。

都会では、人付き合いが希薄になり「隣にどういった人が住んでいるのか分からない」という人が増えています。そのような環境では、決して繋がりが生まれることはありません。
コミュニティを活性化する仕組みや場所を整えたりすることで、生活は大きく変わっていきます。

アーバンパーマカルチャーは、「生き方」そして、「意識」そのものを自らデザインして行くと言ってもいいでしょう。

都市型の生活に疲れていて、自然と一緒に生きるというスタイルに憧れを持っているという人でもアーバンパーマカルチャーの考え方を日常に取り入れるだけでも、生活は大きく変わっていきます。

探してみれば、自分が住んでいる地域でもアーバンパーマカルチャーのような取り組みをしていくイベントがあるかもしれませんし、自ら発案してコミュニティを造っていくのも考えられます。

「生き方」や「意識」を少しずつ変えていくことで、都会にいながら自然と共存し、生活をしていくアーバンパーマカルチャー。この生き方は、多忙を極めている日本に、本当に必要なことなのかもしれません。

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